最近テレビを見ていると、うがいは日本人だけの独自の文化で海外の人たちはうがいをしないと放送しています。
しかし、調べてみると、海外でもうがいがされていました。
この記事を読めば海外でうがいをしていないという間違った情報を修正できることでしょう。
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アメリカの有名病院で推奨しています!
アメリカの超有名な総合病院であるメイヨークリニック(Mayo Clinic)で、喉の痛みに対として「うがい」を推奨しています。
アメリカの病院なので当然英語で記載されていますが、「塩水でのうがいは喉の痛みを和らげる」と書いてあります。
海外の人たちはうがいしないと認識している人もいるようですが、これは間違いです。そもそも「うがい」を指す単語「gargle」というものがあります。
海外の人がうがいしないことや、うがいを知らない、うがいができないというのは間違いです。
確かに日本人しかしないという文化があれば、面白がって広める人もいますが、正しい知識を持って下さい。
海外で感染予防のためのうがいの研究がされている!
2005年にアメリカで発表された予防医学の研究では、約400人健康な方を集め、一部の方に1日3回のうがいをしてもらった結果、しなかった群に比べて上気道感染を40%減少させたこともわかっています。ただ有意差までは出たかまでは確認できませんでした。上気道感染が減少したのは、ただ単にうがいをすることでのプラセボ効果とも取れます。
少なくとも、このような研究が行われていることからも、「日本だけがうがいをしている」というは間違いです。
結局予防効果あるの?
うがいは予防に対して、一定の効果はあります。
しかし、喉の粘膜にウイルスが付着してから、粘膜の中に入り込むまで、わずか30分程度といわれています。うがいをする30分前までに入ってきたウイルスは洗い流せると考えられますが、それより前に入ってきたウイルスについては防げないことになります。
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喉の痛みには効果がある!
ただ、先ほども示したとおり、風邪になった時の喉の痛みにはうがいが効果的とわかっていますので、喉が痛い時には塩水でうがいをしてみてはいかがでしょうか。
ちなみにメイヨークリニックがおすすめする喉の痛みを和らげるうがいの方法は、200mlの暖かい水に小さじ半分の塩を溶かして、ゆっくりとうがいをする方法です。けっこう塩いれますよね(笑)
また、うがいが苦手な人、口当たりをよくしたい人は、ハチミツやレモンを溶かしてうがいをしてもよいようです。ハチミツレモン塩を溶かしたらそのまま飲んでしまいそうですが(笑)
まとめ
うがいが日本人だけの文化ではないことがわかったでしょうか。
海外の方もうがいをしますし、できます。間違った情報を鵜呑みにせずに自分で調べることも大切と今回改めて感じました。
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